粋なやつ ※カツカレー田中 2019年08月29日
どもども!!
カツカレー田中です!!
今日はどんな話をしようかなー
さて
江戸時代のお話です。
ある所に、お金に困っている男がいました。
どうしてもお金に困っていたので、親友の男に貸してもらおうと、意を決してその親友の家に行きました。
しかしいざ行ってみると、中々お金のことを言い出せずに時間だけが過ぎました。
帰り際、とうとう「お金を貸してくれ」と言えなかった男は、親友の家を出ます。
すると、家の中から男が出てきてこう言いました。
「夜もふけ、今日は寒いから、これを着ていきな」
「いやいや、これぐらいの寒さは大丈夫だよ」
「いいから着て帰れって」
そう言って上着を持たせてくれました。
帰り道、寒くて上着の袖に手を入れると、
そこにはお金が入っていました。
上着の暖かさと、人の温かさに、ハラハラと涙が流れてきたそうです。
粋だわー
親友だからこそ分かってたんでしょうね。
彼が何を求めてるのか。
感じとれる人
相手のことを想える人
人知れず得を積む人
それをひけらかさない人
カツカレー田中もこんな粋な男になりたいと思った朝でした。